ありのままの私を受け入れろって言われても

婚活でお会いした男性の大部分は、身だしなみの小汚い方々ばかりでした。

そして異口同音に言うのです。
「ありのままの僕を受け入れてほしいから、あえてこの格好で来ました」と。

私とて、結婚相手を探すのに外見だけを判断材料にはしません。

イケメンのダメ男と誠実なブサメンがいるとすれば、後者を選ぶと思います。

でも、仮にもこれまで全く面識のなかった人と会うのですから、必要最低限の身だしなみは必要だと思うのです。

「人は見た目が10割。
外見が良くなければ全く相手にされない」と言った婚活先生がいました。
また「女はしょせん顔と金!」と断言する婚活言論人もいます。

しかし、そうじゃないんです。
少なくとも私の目の届く範囲で活動していた同年代(当時アラサー30代)婚活女子たちは、一緒に苦労するに値する人を探していました。
顔と金(年収・資産)は二の次以下でした、私も含めて。

ただ、初対面デートぐらい小綺麗な恰好をしてくれれば何ら文句もないのです。
お洒落に興味がなければ、散髪して無精ひげも剃ってくれればいいのにと思ったことも一度や二度でもありませんでした。

髪はぼさぼさフケだらけ、無精髭は伸び放題、寝巻き兼用のジャージ上下、ボロボロにすりきれたゴムサンダル、眼やにのびっしりついた脂ぎった顔、咥え煙草、猫背で手にはエロゲ雑誌・・・という格好で来られて「僕のありのままを受け入れてくれる女性を探しています」「僕と結婚するつもりなら僕の嫁ににも理解を持ってください」と言われても困るんですよ。

しかも大阪梅田の繁華街で。

(そういう人は、髪と爪伸び放題、パジャマ上下、両手にBL同人誌の詰まった袋を持った女が「ありのままの私をうけいれて!」と言っても、絶対に受け入れないでしょうし。

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